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2021年夏、継承者不要のお墓「起縁」ができました。
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広島県東広島市八本松町原6781
 

あなたの大切な誰かが亡くなった時
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  1. おしえて!教順寺
  2. 仏事のいろいろ こんな時どうする?

仏事のいろいろ こんな時どうする?

知っているようで知らない、わかっているようで間違えている・・・そんな仏事のいろいろを学びましょう。 あなたは自分の宗教を言えますか?

よく、うちはお西です!とか門徒です!とかいうのは聞くけれど・・・一体ホントは何ていうの?
そう思われた方も多いはず・・・正式名称を覚えましょ!




浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)です。
下がり藤のご紋です。





宗祖は親鸞聖人(しんらんしょうにん)

※写真は「鏡の御影」




本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)                     

       


浄土真宗の仏事                       

浄土真宗の仏事は、何だかよくわからないけど亡くなった方にイイところに行ってもらうためじゃないの???
違います!
浄土真宗の仏事は追善供養ではありません。

しかし、亡き故人に対しての追慕の気持ちそのものをすべて否定したものではありません。
私達が、亡き人やご先祖を思う時、こころをこめて仏事をさせていただくのは、人間として美しいことです。

亡き方への思いが募るからこそ、その心情のおもむくままに、つい、追善供養と思いがちですが、阿弥陀様の願いにより、すでにもうお浄土におうまれになった亡き人をご縁として、残された私共が仏様に出遭う大切な場であるのが、浄土真宗での仏事であります。

仏事とは、仏様のご縁に出逢い、日頃はおろそかになりがちな命の問題、人生の在り方に心を傾け、ご先祖様のおかげを感謝し自分の生き方を問う日なのです。

                            

年忌(年回)法要について


一周忌 亡くなられてまるまる1年目の命日
三回忌 亡くなられた次の年(二年目)の命日
七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌・・・・
実質経過年数プラス1の計算でつとめられます。いわば永久に続いていくものなのです。

実際には余程の著名人でもなければ百回忌、百五十回忌と続くことはなく、現実には五十回忌が一応の年回法要の区切りとされるのが一般的でしょう。
 


日時の決定お寺に相談し法事の日程を決める。お寺にはできるだけ早く日程の連絡をしましょう。

電話で取り敢えずお願いしても構いませんが、約束違いの起こらないよう、後で確認しておきたいものです。
(遅くても当日の2~3日前には確認しましょう)
 

当日の服装など

法事を営む場合の服装 黒の礼服が多いようですが、きっちりして清潔であれば他の洋服でもいいでしょう。
式章をかけお念珠をもっておまいりします。

お葬式や法事のお布施の額

皆さんが一番気になるところではないでしょうか・・・
一般に私たちが『お布施』とよんでいるものは、お坊さんに形で表すことのできない尊い仏法を施し(法施)ていただいたことに感謝して、在家の人々が形のあるものを施す(財施)という、この『財施』を指しています。

お布施というものは額の多少が問題ではありません。
その人の、出来る限り精一杯の『真心』がこもっていることが、何より大切なのです。
お布施は、お坊さんに対する『労働報酬』ではありませんから、必然的に「きまり」など存在するはずはないといえるでしょう。

そうはいっても、どうすればいいか困る・・・という声が一般に強いようです。

どうしてもという時は、参考までにお寺のお世話をされている門信徒の方(総代さん等)に尋ねてみるといいでしょう熨斗は黒白か銀(地域により五十回忌は紅白のところもあります。)
 
表書きは「お布施」または「御法礼」と書きましょう。
お寺さんが御膳につかれない場合は『御膳料』、場合によっては「御車料」を添えて包むようにします。
この場合は黒白の熨斗か白無地の金封を用意します。

お布施はいつ差し上げるのがよいのでしょう?
葬儀はお礼参りの時に、法事は2,3日前に日時の確認を兼ねてお寺に持参するか、もしくは翌日持参してお礼を述べます。
最近では、法事の当日、読経・法話の後、差し出す事が多いようですが、この時は「後でお礼に参上しなければならないのですが、ここで失礼します。」等の挨拶を加えたいものです。
 

添え布施とは

法事に招かれた人が、施主(主催者)とは別に、お寺さんにお布施を包むことをいいます。
招かれた人も施主と同じようにご住職のお勤めや法話をうけることから、その法施に対しての感謝のしるしとして、お布施をつつむということです。ただしこれは土地の習慣によっても違うため、ご近所等に尋ねられるとよいでしょう。表書きは「お布施」と書きます「御経料」「お経志」等は間違いです。

食事は精進料理でなければいけないのか

精進料理というものは、生き物の殺生につながる肉や魚などの「なまぐさ」を一切用いないで作られるもので、仏教で言う『不殺生戎』(ふせっしょうかい)という立場によるものです。
ところが、いざこれを日常の食生活の中で実行しようとするとかなりシンドイですね。
そのため、普段はなかなかできないけれど、せめて仏事に当たる日には精進料理でという心づかいから、この習慣が続けられてきました。が、近頃は食事は他所に行ったり、仕出しをとったりされることが多くなり精進料理でないことがおおくなりました。
 

月忌参りとは

月忌(がっき)参りとは毎月の故人の命日に当たる日(またはその前日)にお寺さんにお越しいただき、短いお勤めをしていただくことをいいます。

水子供養ついて

浄土真宗では、教義上、『水子供養』はしません。
とはいえ、流産や堕胎などでお子さんを亡くした親御さん、特にお母さんの悲しみや苦しみは容易く消えるものではありません。「産んであげられなくてごめんね」と自分を責めて苦しまれる方も多いです。

当事者としては、「なにかをせずにおられない」という心情にかられるのは、やむを得ないことでしょう。
そのような場合には、お寺での、春・秋の彼岸法要、お盆の法要が勤められる時、懇志(こんし)として「お布施」を包んだりお寺に「永代経」をあげていただくのもよろしいでしょう。
また場合によっては、住職と相談の上、お寺でお経をあげていただくこともよいでしょう。
 
そして辛いご縁ではありましたが、このことを機会に朝夕お家のお仏壇の前に座る、お寺に参ってご住職と一緒にお勤めをする、法座で仏様のお話を聴くなど、具体的な行動に移すきっかけとしていただきたいのです。
 
「水子が祟る!」と不安になっていらっしゃる方がいますが、そのようなことは一切ありません。
何もない平穏な時は「水子」を気にもとめず、何事か気になることや不都合な事が起こると、とたんに「水子」が気になる・・・。たたりの元凶のごとく言われ、それでは「水子」が可哀想です。
まったくもって身勝手な論法といえるでしょう。祟るなどと考えるのはやめましょう。
   
                                  

永代経とは

永代経のほんとうの意味は、子々孫々の代まで尊いみ教えを伝えてゆくために、お寺の伽藍を護持し、永代に読経の声のたえぬよう、仏様のお徳をたたえる法会が営まれるようにということです。
ですので、永代経懇志とは、このような亡き人の思いを汲んで、亡き人に代わって上納させていただく懇志の事です。
多くのお寺で、この懇志の上納が本堂に貼りだされるのは、そうした亡き方の遺志の披露であるからです。
懇志の包みは黄白ののし袋か白無地封筒に「永代経懇志」と書き、右肩に亡き方の法名を書くようにします。


お墓について

いつまでに建てたらいいの?
特に決まりはありません。家族の心と経済的予算が立てば、いつ建てても問題はありません。
年回の年でなければ建ててはいけないというのは、まったくの迷信で根拠がありません。

すぐに石碑を建てることができない時は?
墓地がある時は、そこに遺骨を埋葬して仮の木の墓標を建立しお参りされればよいでしょう。
墓地がない方は、遺骨は自宅のお仏壇の前に安置されればよいのですが、長期に渡るような場合、お寺さんに預かっていただくこともあるようです。そのような時はご住職に一度、相談されるとよいでしょう。

石碑の形と正面に彫る文字
洋型や和型などがありますが、形は施主の好みだけで決めないで、お寺のご住職と相談されるのがよいでしょう。
五輪塔や宝篋印等と言った異形のお墓は使用しません。
文字は正面に「南無弥陀仏」または「倶会一処」(くえいっしょ)という阿弥陀経の経文を彫るのがいいでしょう。
こうした場合、家名を入れたい時には「◯◯家」として一段下の台石に刻むという方法もあります。
個人の単独墓の場合は故人の法名を彫ることが多いようですが、いずれのお墓にせよ、浄土真宗では「霊」という文字は使いませんので、気をつけましょう。
                                 

墓石の色や方角、環境など墓相では良いとか悪いとかいいますか?
「墓相」とは、お墓の環境や墓石の色、形、大きさ、方角などに「相」というものがあって、その吉か凶かによって家庭に不幸が起こったり、逆に幸せが訪れたりするというもので、墓相に関する本も沢山出版されております。
浄土真宗に限らず、仏教全般において「墓相」など、全く何の根拠もありません。
人間の一生の中で、ひとつの病気にも、また、何の不幸な出来事にもあうことなく暮らせる人など、誰もいません。
人間とは、そういう弱いものであり、「墓相」とはそうした弱みにつけこんだ迷信邪説です。
 
建碑式について
お墓が完成した際の建碑式を営むについて、近くならばご住職にも比較的都合を付けていただきやすいのですが、遠方の墓地まで出かけていただくとなると、時間的にも相当長くなるため、その日のお寺の予定をしっかりきめていただかねばなりません。ことに土日祝日に法事をつとめる家庭が増えている今日では、相当前もって、日時を決めてお寺さんに心づもリをしてもらう必要があります。
お寺さんへの連絡は早ければ早いほどいいでしょう。石材店と打ち合わせした時にいつ頃完成するのかを聞き、その時点でご住職と相談しておかれるのがよいでしょう。
 
納骨を一緒にされるときは、式が始まる前に、遺族の手で遺骨を納めておきます。
おかざりの手順としては、お墓のまわりを掃除して、お花、お線香、蝋燭を用意しお菓子や果物を供えます。
いくら故人が好きだったからといって、墓石にお酒をかけたり、なまぐさいものは供えません。
 
お墓の整理・移転時の注意
故郷を離れていても、再々墓参りに出向ける方や、頼めばきちんとお墓の世話をしてくれる親戚がいてくれるという方なら心配はありませんが、故郷に親戚もなく、墓参りに帰りたくても仕事や家庭の事情などでそれもままならないという時には、やはり放っておくというわけにもいきませんね。
 

改葬の手順

法的な手続き 

「墓地、埋葬等に関する法律」によって許可の交付をうける。
古いお墓のある墓地の責任者(お寺の墓地なら住職)から、遺骨が埋葬されていたということの証明書を発行してもらい、次に移転先の墓地の責任者から「受け入れ証明書」を発行してもらう。
この2通の証明書と印鑑をもって「古いお墓のあるほうの役所」に行き改葬許可証の交付をうける。
 

古いほうのお墓でお勤めをし、遺骨をとりだす。

墓石を新しく造り替える場合は、古い墓石は、この法要の後、無縁墓とするか、石材店に依頼して処分する。そのまま新しい所に移し替えたい時は住職や石材店に相談されるといいでしょう。
古いお墓で遺骨が土に還っているような時は、お墓の土をその代わりにします。
 
先祖の数多くの石碑をひとつにまとめる時は故人それぞれの法名、俗名、行年や死亡年月日、判ればどういう関係であった方かを過去帳に記載しておきましょう。どうしても印しておきたい時はお墓の横に「法名碑」とよばれる石板を建てて、そこに刻むという方法もあります。その場合のお骨は沢山の量にになりますから、それぞれの遺骨か土を少しづつ集めるとよいでしょう。
 

取り出した遺骨を新しいお墓に移す。

 

納骨法要(改葬が完了)

納骨の法要は、建碑式の法要と一緒に行われる場合が多いです。


仏壇について

仏壇に「御霊抜き」や「御霊入れ」は必要か?

古くなった仏壇を修理に出す際や新しい仏壇と取り代える時などに、お寺さんをお招きして法要をつとめます。
この法要が俗に「御霊ぬき」「お性根ぬき」などと呼ばれ、修理が終わって仏壇が再び自宅に戻ってきた時や、初めて仏壇を迎えた時は、「御霊入れ」「お性根入れ」とよばれたりします。

浄土真宗では迷いや欲望にみちみちた罪深い私達だからこそ、ご本尊阿弥陀如来さまをお迎えして、お念仏の生活を送らせていただこうと、お仏壇をお迎えするのでありますから、「御霊入れ」や「お性根抜き」といったような言葉は一切使いません。修理など一時的に場所を移って頂くときには「遷座法要」(せんざほうよう)をお勤めいたします。

また新しくご本尊をお迎えした時は「入仏慶讃法要」「入仏式」をお勤めします。
神仏をお迎えしたことをよろこび、そのお徳をたたえる法要です。日にちをお寺さんと相談して決め、家族のものが集まってお勤めいたしましょう。
                             

浄土真宗ではなぜ位牌を用いないか。

位牌は官位や姓名を板に書き込んで神霊に捧げるという、古い中国のしきたりに寄るもので、此れが、日本固有の先祖崇拝と合体して、死者の戒名や俗名、死亡年月日などを記入する、今日のような位牌になりました。

浄土真宗では、生きている人間が死者の冥福を願って供養し、善をさしむける(追善供養)という行為を認めません。亡き人を追善供養によって「いいところ」へ往かせてあげることなど、思いあがりも甚だしい行いとし、この世を去った人は、すべて、阿弥陀如来のお働きによって浄土に生まれさせていただき、如来と同じ悟りを開いて、私達衆生を救うために働いておられると教えるのです。

こうした観点から、位牌に亡き人の名を記し、追善供養するというのはまったくの無意味であり、さらに、正しい浄土真宗の信仰を妨げるものと考え、位牌を用いないのです。
既に位牌がある場合は、ご住職に相談の上、位牌の表裏に書かれている法名や俗名、死亡年月日などを「過去帳」に書き込み、処分してもらいましょう。

葬儀の後、四十九日までの期間、白木の位牌を用いることがあります。此れはあくまで便宜的に使用するもので、四十九日をすぎれば処分することになります。

浄土真宗本願寺派宗光山教順寺

電話番号:082-429-0295

所在地 :広島県東広島市八本松町原6781



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